RAW〜少女のめざめ〜

知ってしまった味(タブー)

世界が震撼した、究極の愛の物語

2018年2月2日(金)、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー

Introduction

全世界震撼の世紀の衝撃作、いよいよ日本上陸!

2016年のカンヌ国際映画祭批評家週間でワールドプレミア上映され、スタンディングオベーションが巻き起こる大喝采を浴びたフランス・ベルギー合作のセンセーショナルな青春ドラマ『RAW〜少女のめざめ〜』。その後も世界各国のファンタ系映画祭のみならず、トロント国際映画祭やサンダンス映画祭などメジャー級の映画祭を席巻し、数多くの賞を受賞。批評家や映画ファン、映画監督たちからも圧倒的な支持を得て、本国フランスでヒットを記録、アメリカやイギリスでも異例のスマッシュヒットとなった。ベジタリアンの美少女が偶然肉を食べたことでカニバリストという隠された自分の本性に目覚めるという、思春期における規格外の精神的かつ肉体的な変容と成長、さらに深い絆の姉妹愛を描いた独創的かつ画期的な、映画史に残る衝撃の逸品が遂に、満を持して日本上陸!

監督は才色兼備を誇るフランスの新星
ジュリア・デュクルノー!

メガホンを取ったのは、これが長編監督デビュー作となる、フランスが誇る新鋭ジュリア・デュクルノー。パトリス・ルコントやフランソワ・オゾンも輩出したフランスの名門映画スクール「ラ・フェミス」出身のデュクルノーは、小顔で手足が長い長身の美女という才色兼備を誇るが、カリン・クサマ(『インビテーション』)、ジェニファー・ケント(『ババドック〜暗闇の魔物〜』)、アナ・リリー・アミールポアー(『ヴァンパイア〜残酷な牙を持つ少女〜』)、リー・ジャニアック(『ハネムーン』)、そして2017年のトロント国際映画祭で上映された『Revenge』のフランス人監督コラリー・ファーギートなど、ジャンル映画界における女流監督の台頭が顕著な時代的背景がありつつも、その中でも最も今後の活躍が楽しみな才能溢れる注目の監督である。

究極の愛が描かれた、カニバル映画の新機軸!

人が人を喰らうという人類史上最もタブーとされる「カニバリズム」を命題とするカニバル映画。ルッジェロ・デオダート監督の『食人族』からイーライ・ロス監督『グリーン・インフェルノ』まで枚挙にいとまがないが、『RAW〜少女のめざめ〜』の源流にあるのはデュクルノー監督も大ファンだというトビー・フーパー監督のホラー映画の金字塔『悪魔のいけにえ』であり、スペイン映画『カニバル』やジム・ミックル監督の秀作『肉』などドラマ性の高いカニバル映画の系譜に連なる。しかし本作はカニバリズムという題材を扱いつつも、スタイリッシュで息を飲むような美しく繊細な映像美と独特のユーモアを巧妙に導入し、奇跡的なバランスで融合することで、マスターピースと呼ぶに相応しいオリジナルな作品に昇華されており、かつてない新時代のカニバル映画の形を提示している。

Synopsis

16歳のべジタリアン、ジュスティーヌは、両親と姉と同じ獣医科大学に入学する。初めて親元を離れて、見知らぬ新しい環境である大学の寮で暮らし、生活する不安に駆られる彼女。両親に車で寮まで送ってもらうが、寮にいるはずの姉アレックスに電話をかけるもつながらない。途方に暮れつつも、仕方なく一人で寮に向かいルームメイトと対面するが、女性との相部屋を希望したはずなのに、そこにいたのはアドリアンという男性。「俺はゲイだから」と言われてもなんの慰めにもならない。さらに追い討ちをかけるように、『フルメタル・ジャケット』も真っ青の上級生による新入生歓迎のハードコアな儀式としごきが突然始まり、地獄の日々が幕開け。ようやく姉と出会えて安堵するが、狂乱かつ過酷な日々が続く。

ある日、そんなしごきの一環として、全身に血を浴びせかけられ、さらにうさぎの生の腎臓を強制的に食べさせられたジュスティーヌは、体に異変を感じるようになる。身体中に発疹ができ、皮がむけ、体調はすこぶる悪い。悪夢にも悩まされるようになる。学業では優等生として本領を発揮するが、原因不明の精神的、肉体的なドラスティックな変化についていけない。ストレスもマックスで、最悪だ。学食で衝動的にハンバーグを万引きしようとしたジュスティーヌの姿を見たアドリアンは、彼女を連れて寮を抜け出し、バスで小旅行に出かけて夕食を共にする。アドリアンにすすめられて、そこで生まれて初めて自発的に肉を、ケバブを口にしたジュスティーヌは、肉の美味しさに衝撃を受け、がつがつとむしゃぶりつく。その後も夜中に無性に腹が減り生肉にかぶりつくなど、さらなる変化に戸惑うジュスティーヌは、次第に自分の内に秘めた恐ろしい本性と秘密に気づくことになる……。

Profil

Directeur Julia Ducournau

監督:ジュリア・デュクルノー

1983年11月18日、フランス・パリ生まれ。フランスの名門映画スクール「ラ・フェミス」で学ぶ。2011年に監督した短編『Junior』がカンヌ国際映画祭のペティットレイル・ドールを受賞。12年にはTV映画として制作されたコメディドラマ『Mange』で共同監督と共同脚本を担当する。長編監督デビュー作『RAW〜少女のめざめ〜』では脚本も執筆。同作は第69回カンヌ国際映画祭批評家週間でワールドプレミア上映され、国際批評家連盟賞を受賞した。フランスのパリ在住。

Cast

Garance Marillier

ギャランス・マリリエ【ジュスティーヌ】

1998年2月11日、フランス・パリ生まれ。子供の頃に舞台俳優として活動を始め、ジュリア・デュクルノー監督の短編『Junior』で女優デビュー。その後も何本かの短編をはさみ、デュクルノーが共同監督を務めたTV映画『Mange』に出演。『RAW〜少女のめざめ〜』で長編映画初主演を飾り、その演技力の高さが国内外で大絶賛されブレイクした注目の若手女優。好きなジャンル映画の監督はデヴィッド・リンチとデヴィッド・クローネンバーグ。本人はベジタリアンではない。

Ella Rumpf

エラ・ルンプフ【アレックス】

1995年パリ生まれのスイス人女優。16歳のときに『Summer Outside』で女優デビュー。その後、スイス映画『War』(14)に出演。『RAW〜少女のめざめ〜』ではギャランス・マリリエ演じる主人公の姉、アレックスを熱演。ドイツのポップなアクション映画『Tiger Girl』で初主演を務め、同作は2017年のベルリン国際映画祭でワールドプレミア上映された。

Rabah Naït Oufella

ラバ・ナイト・ウフェラ【アドリアン】

1992年12月3日パリ生まれ。カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞し、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたローラン・カンテ監督『パリ20区、僕たちのクラス』(08)でデビュー。『A Real Life』(09)、『Girlhood』(14)、クライムアクション『ザ・クルー』(15)に出演。『RAW〜少女のめざめ〜』では主人公ジュスティーヌのルームメイトを演じる。他の出演作に『ノクトラマ/夜行少年たち』(16)、『Les affamés』(18)がある。

Laurent Lucas

ローラン・リュカ【ジュスティーヌの父】

1965年7月20日パリ生まれ。レオス・カラックス監督『ポーラX』(99)、『ハリー、見知らぬ友人』(00)、マリナ・ドゥ・ヴェルツ監督の衝撃作『イン・マイ・スキン 人には言えない、私が本当にしたいこと』(02)、ファブリス・ドゥ・ベルツ監督『変態村』(04)、『アサルト・エース』(09)、戦争スリラー『トラップ』(14)、『地獄愛』(14)、『レイジング・ドッグス』(15)など幅広いジャンルの作品に出演するベテラン俳優。

Trailer

監督:ジュリア・デュクルノー / 出演:ギャランス・マリリエ、エラ・ルンプフ、ラバ・ナイト・ウフェラ
原題『GRAVE』英題『RAW』 / 2016年制作 / 製作国:フランス・ベルギー / 本編尺:98分 / カラー / 音声:5.1ch / R-15+
後援:在日フランス大使館 / アンスティチュ・フランセ日本
ユニバーサル映画 配給:パルコ 宣伝:ライトフィルム